ショッパーズプラザ横須賀2階のファッションショップ「MCハウス」(横須賀市本町2、TEL 046-821-2217)で、スカジャン柄の横須賀Tシャツ「スカティ」が好評で、外国人観光客などが土産品としてまとめ買いしているという。8月下旬には、スカティをネット販売するオンラインショップもオープンした。
スカティは、同店が11年前から販売してる横須賀Tシャツのロングセラー商品。1991年のショッパーズ開業以来、ディズニー・ウエア専門店としてオープンした同店。70歳になる店主の浅田直志さんは横浜育ちだが、店を構えたのを機に家族とともに横須賀に移住。浅田さんは「横須賀をホームグラウンドとして育っていく孫たちや、横須賀を訪れた人たちに、この街をもっと好きになってもらいたい」とのコンセプトで、オリジナルブランドのTシャツ「スカティ」を開発し商標登録した。
虎や龍などスカジャン柄のプリントTシャツ各種(2,300円~)のほか、店内に常駐する職人がミシンで1枚1枚刺しゅうしたTシャツ、パーカー(2,900円~)、横須賀キャップ(2,695円~)など、スカジャンの刺しゅう技術を生かした商品も人気。オリジナル・デザインの刺しゅう注文も受け付けている。横浜のロイヤルパークホテルのショップにも納品し、スカティの横浜バージョン・Tシャツも制作。
同店オリジナルの「格安スカジャン」も人気商品で、2,900円~3,900円で販売。「入荷すると同時に売り切れるほど。ネーム入れなどはその場で刺しゅうできる」(同店)とも。
東日本大震災の被災地復興を支援する日の丸Tシャツも制作。販売価格は1,000円で、200円を買い物客に戻して募金箱に直接入れてもらっている。
同店専務の笹井裕子さんは「スカジャンのようにスカティという名前が広まり、成長した子どもや孫たちが誇りに思えるようなブランドに育てていきたい」といい、「頑固なこだわりをもった店作り、物作りを大切にしています」と話す。
営業時間は10時~21時。