横須賀市は9月1日、市民から公募した「地元がお薦めする横須賀グルメと観光ルートコンテスト」の結果をまとめ、地域メディアや旅行代理店など「地元の目利き」が選んだ各賞を発表した。

　同コンテストは、同市を訪れた観光客から「地元の人たちのお薦めスポットを教えてほしい」との要望が多かったことから、地元が推薦する観光ルートやグルメを一般募集したもの。「横須賀グルメ部門」に134点、「観光ルート部門」に38コースの応募があった。その中から審査員の選定により「JTB横須賀支店賞」「タウンニュース賞」「横須賀経済新聞賞」の各賞を選んだ。

　横須賀グルメ部門では、JTB横須賀支店賞として、うどん工房さぬき、忠考、Y's、よんなぁ、カギロイ。タウンニュース賞には、レストランローリエ、かねよ食堂、天丼の岩松、汐入ソルトイン、マーロウ。横須賀経済新聞賞には、関口牧場、ステーショングリル、TSUNAMI、味物問屋うれしたのしや、信濃、かねよ食堂、カギロイ、アーセンプレイス、海軍料亭小松、レモンツリー、天ぷらの葉むら、マーロウ、さがみや、中井パン店が選ばれた。

　観光ルート部門では、JTB横須賀支店賞に、軍港巡りやネイビーバーガーなどを食べ歩きする「横須賀海軍グルメ散策コース」、地産地消グルメを体験する「横須賀西海岸 海と大地のグルメ散策コース」、西海岸を自然散策する「おんなのリフレッシュコース」。

　タウンニュース賞には、「観音崎ファミリーコース」「横須賀・子どもと体験コース」「無人島体験ツアー」「観光ランニング～新しい横須賀の楽しみ方」など。

　横須賀経済新聞賞には、走水周辺を散策する「パワースポット巡り」、軍港巡り・防衛大学校見学などの「横須賀ミリタリーコース」、「横須賀 釣りガール紀行～女2人で気軽に釣り体験」、大衆酒場を周遊する「スカリーマン・ローカリズム体験ツアー」などが選ばれた。

　同市商業観光課の奥村浩さんは「リピーター需要のある個人観光客や各種メディアなどに『地元のお薦めコース』として紹介し、集客促進に役立てたい」とし、「定番コースの海軍グルメのほか、トンネルツアーなどの新スポットにテレビ番組取材も入るようになった。ファミリー向け、シニア向け、女性向けなどさまざまな世代にアピールできるコースが提案できれば」と話す。

　コンテスト結果の詳細は、同市観光情報サイト「ここはヨコスカ」に掲載。