横須賀の小学生約150人が参加する「わんぱく相撲 横須賀場所」が4月25日、旧ルームズ大正堂前(横須賀市小矢部3)の特設広場で開催される。横須賀青年会議所と「横須賀わんぱく相撲クラブ」が共催。
同横須賀場所は今年で25回目。男子は小学3年以上、女子は4年以上が参加する。同場所で実力を発揮した横須賀代表3人が、8月に両国国技館(東京都墨田区)で行われる「わんぱく相撲全国大会」へ出場する。
「わんぱく相撲」は1977年に東京青年会議所が始めたもので、子どもたちに遊び場所を提供し「身近なスポーツとしての相撲」に親しんでもらおうと、日本相撲協会と協力して「わんぱく相撲の手引き」を作成。全国の市町村教育委員会や青年会議所に無料配布して、各地へ普及した。1985年から「わんぱく相撲全国大会」を開催する。各地で地区大会が行われ、昨年は約5万人の小学生が参加したという。
横須賀わんぱく相撲クラブの佐山恵一さんは「土にまみれて遊ぶことが少なくなった子どもたちに、土俵で思いっきり汗をかいてほしい。思いやりや感謝の気持ちを持って、たくましく育ってもらいたいという願いもある」と話す。
開催時間は9時~15時。雨天の場合は26日に順延。