商船三井客船の豪華客船「にっぽん丸」が8月1日、横須賀新港(横須賀市新港町)に寄港し、ジャズ演奏などの歓迎イベントが行われ、市民ら約1,700人が同船の見学に訪れた。
にっぽん丸の横須賀寄港は7回目。同船は全長166メートル、総トン数2万2,472トン、客室数202を持つ豪華客船。新港埠頭では、ジャズバンド「おんぶハウス」による歓迎演奏のほか、海軍カレーやアメリカンフードの屋台も出店し、横須賀土産販売コーナーも設置された。
同船は、「横浜ワンナイトクルーズ」(1泊2日)の一環として横須賀に寄港したもの。今回の寄港では、乗船客向けオフィシャルツアー「海から眺める横須賀港と猿島ピクニック」が初めて実施され、日米艦船見学や無人島ツアーが好評だった。
にっぽん丸ツアーディレクターの森田有香さんは「横須賀には見所がたくさんあり、寄港回数も近年増えている」といい、「ツアーオプションとして話題の軍港めぐりや無人島ツアーを初めて組み込んだ。乗客の皆さんに夏休み企画を楽しんでもらえた」と話す。
同日夕方、同船はジャズバンドの演奏とともに紙テープが舞い飛ぶ中、横浜へ向けて出港した。次回は10月に寄港予定。