横須賀市文化会館中ホール(横須賀市稲岡町)で 11月20日、市民グループにより観光資源の掘り起こしを目指す「YOKOSUKA 観光フォーラム2010」が行われる。主催は「横須賀・三浦を元気にするプロジェクト」。
同フォーラムでは、中小企業応援センター・コーディネーターの木村乃(だい)さんによる基調講演「観光都市・横須賀の展望と可能性」のほか、「横須賀市の観光について考える」パネルディスカッションなどを行う。「横須賀の食とおみやげフェア」も同時開催。
パネラーには、横須賀本町商店会副会長の川口泰弘さん、JTB首都圏横須賀支店の小沼博之さん、横須賀市・集客プロモーション担当課長の小池康夫さん、横須賀商工会議所・観光サービス部会の雑賀政徳さん、横須賀経済新聞編集長の亀崎昌義さんら。
年間約680万人の観光客が訪れる同市では、10年前より「カレーの街・よこすか」を推進しているほか、近年は「軍港めぐり」「猿島航路」に年間20万人が市外から来訪し、「ヨコスカネイビーバーガー」などのご当地グルメも開発。NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」放映に伴って「記念艦・三笠」に約15万人が訪れ、大河ドラマ「龍馬伝」では坂本龍馬の妻「おりょう」ゆかりの地としても話題を集めている。
同プロジェクト代表の大湊俊幸さんは「観光客が増え始めてざまざまなビジネスチャンスが生まれている」とし、「市民自ら動き出すことが大切で、観光を軸にした地域活性化を目指して官民協働で横須賀の魅力を発信していきたい」と話す。
開催時間は14時~16時30分。入場無料。懇親会は17時~18時30分(参加費=2,000円)。問い合わせは同事務局(TEL:046-825-7144)まで。