横須賀HUMAXシネマズ(横須賀市本町2)で、9月4日公開予定の映画「BECK」の舞台となった「横須賀ロケ地マップ」が公開され話題を呼んでいる。
映画「BECK」のシーンも掲載したロケ地マップのリーフレット
同マップは、映画の舞台となった本町どぶ板通り、汐入駅周辺、ショッパーズプラザ横須賀、うみかぜ公園、橫須賀中央駅周辺などを紹介し、映画のシーンも掲載して散策マップを作成したもの。7月上旬から同映画館入口に手書きの大きなマップを張り出しているほか、8月上旬にリーフレット2万部を印刷。同館のほか、京急沿線主要駅、ヨコスカドブイタスターションなどで配布している。
映画「BECK」は、累計1,500万部を売り上げた大ヒット音楽漫画「BECK」(ハロルド作石著)の実写版。堤幸彦監督作品で、出演は水嶋ヒロ・佐藤健・桐谷健太・中村蒼・向井理・忽那汐里さんほか。漫画では聴けない音楽にも徹底的にこだわり、映画の中ではオリジナル曲も披露する。
同作品は、地味で平凡な高校生コユキ(佐藤健)が、ニューヨーク帰りで天才的なギターテクニックを持つ竜介(水嶋ヒロ)と出会うことで、次第に音楽にのめりこんでいく…という青春ストーリー。
堤監督が求めた「音楽の息吹が感じられて、英語が自然に街になじんでいる場所」という条件に合う撮影場所として横須賀がロケ地に選ばれ、昨年夏から数回にわたって同地で撮影が行われた。
同館支配人の久保征也さんは「映画の撮影場所を実際に歩いて回り、映画会社から写真提供も受けてオリジナルマップを作成した」といい、「入口のマップの前で記念写真を撮影する人もおり、関心が高まっている。ロケ地マップで予習して映画を観てもらえたら」と話す。