陸自久里浜駐屯地60周年、見学ツアーを実施-貴賓室・通信器材など公開

60周年を迎えた陸上自衛隊久里浜駐屯地。通信学校・中央野外通信群などがある。

60周年を迎えた陸上自衛隊久里浜駐屯地。通信学校・中央野外通信群などがある。

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 60周年を迎えた陸上自衛隊久里浜駐屯地(横須賀市久比里2)は6月7日より、施設内を一般公開する「見学ツアー」を実施する。

旧海軍時代に使われた「貴賓室」を公開

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 見学ツアーでは、旧海軍時代から残る「貴賓室」のほか、旧軍・自衛隊で使用された歴代の通信器材を展示する「歴史館」、駐屯地60年の歴史を振り返る「特別展示室」などを自衛官ガイドが案内するもの。売店で自衛隊グッズなども販売。

 同施設は、1939(昭和14)年に旧海軍通信学校として開設され、戦後は復員局や米軍に使用された。1950(昭和25)年、警察予備隊の発足とともに隊員3,000人からなる陸自久里浜部隊として受け継がれた。当時の久里浜地区には、防衛大学校や総隊学校なども置かれ、陸上自衛官教育の中心となった。現在は通信電子・情報通信の中枢部隊として、通信学校・中央野外通信群などが置かれている。

 同駐屯地広報担当者は「地域とともに歩んだ駐屯地の歴史を紹介し、多くの方に自衛隊の活動や歴史を知ってもらう見学ツアー」とし、「気軽に見学に来てもらえたら」と話す。

 開催時間は、平日10時~12時、14時~16時の1日2回。事前予約が必要。個人やグループでも利用できる。問い合わせは同駐屯地(TEL 046-841-3300)まで。

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