横須賀くりはま花の国（横須賀市神明町1）のバレンタイン企画として2月14日、横須賀の花火師による創作花火と音楽の競演イベント「花火ファンタジア」が開催された。

　会場では、バレンタインイルミネーションの下、音楽隊による演奏に合わせて、特注のハート型花火など手作りの創作花火が約10分間打ち上げられ、観客をわかせた。

　花火を仕掛けたのは、湘南学院高校（日の出町3）教諭の安部英次さん。同校赴任以来、文化祭で通産17回の花火を打ち上げるほか、横須賀シーサイドマラソン、1万メートルウｵーキングラリーなど同市の各種イベントでも花火を打ち上げる横須賀の名物花火師。

　安部さんは「間近で打ち上がる花火は迫力があり、一瞬の感動を与えてくれる芸術。勤務する高校でも生徒たちと一緒に花火を打ち上げており、夢を持てる生き方を伝えたい」と話す。

　当日は、イベント参加者先着100人にライトアップトレイン乗車券付きの記念品を進呈したほか、バレンタイン抽選会も実施。ハーブティー、ホットチョコレートなどの暖かいドリンク類も用意した。