吉田雄人・横須賀市長は10月15日より、市長自らが地域に出向いて市民とひざを交えて話し合う「市長と話す車座会議」を初めて開く。
「この会議ではわたし自ら司会をして、皆さんのご意見を伺う」と吉田市長。「車座会議」は同市内行政センターなど11カ所の会場で、市政をテーマに輪になって自由に話し合うもの。1回目のテーマは、現在見直しを進めている「横須賀市基本計画(2011~2021)」。「基本計画とは何かを共有する」「横須賀に対する思いを共有する」「互いに何ができるかを共有する」という3つの共有を目的に意見交換を行う予定。
吉田市長は7月の就任以降、市民と昼食をともにする「カレーランチ・ミーティング」を行うなど市民との対話を重視する姿勢をみせる。市職員とも昼食弁当を食べながら話し合う「ハートフルランチ」を実施。同市ホームページには「市長の日記」「発言・報道」コーナーを新設するなど情報公開を目指す。「ホームページでも、マニュフェストの進ちょく状況が把握できるように、できるだけ早く対応する」(吉田市長)という。
同会議を担当する同市都市政策研究所の檜山直人さんは「市政の新たな船出を機に開催することになった。市民の皆さんからの意見を反映させるため、今後もテーマを変えて継続する予定」と話す。
開催は10月31日まで。参加申し込み不要。開催日時などの詳細はサイトで確認できる。