はとバス(東京都大田区)は6月24日より、横須賀市内発着で同市の魅力や歴史を体感できるバスツアー「YOKOSUKA軍港めぐりと浦賀ドック」の運行を始める。
現在、定期運行しているバスツアーは東京都内を発着し横須賀を目的地とするもので、県内旅行客から「参加しづらい」との声を受け、効率的に周遊できるツアーを開発した。
明治期より軍港として栄えた横須賀は観光資源が豊富で、周遊ツアーの人気も根強いことから、「よこすかルートミュージアム」を推進する同市と連携し、「着地型市内周遊ツアー」を目指す。
同ツアーでは、現地案内人による解説を中心に地域の魅力や歴史を体感。米海軍や海上自衛隊の艦船を間近で見ることができる「軍港めぐり」、世界3大記念艦「三笠」も乗船見学。
幕末の造船所から始まった「浦賀ドック」では、普段は入ることができないドック底部の「渠底(きょてい)」まで降りることも。「絶景美術館」として知られる横須賀美術館もコースに盛り込むなど、「横須賀の魅力が凝縮されたツアー」(同社)だという。
運行は9月10日まで。JR横須賀駅・京急汐入駅から発着する。料金4,000円。問い合わせは同予約センター(TEL 03-3761‐1100)。