フランス海軍フリゲート艦「プレリアル」の横須賀寄港に合わせて、フランス人画家ポリーヌ・トリブーさんの作品展「ヴェルニーの航跡をたどって」が現在、メルキュールテル横須賀(横須賀市本町3)で開催している。在日フランス大使館が後援。5月7日まで。
17年ぶりに横須賀に寄港したフランス海軍フリゲート艦「プレリアル」
同展は、明治初期に横須賀で日本初の近代造船所の建設を指揮した海軍技師フランソワ・レオンス・ヴェルニーの功績をたたえた絵画作品を展示。ヴェルニーの名は横須賀の歴史とともに地域に根付き、「ヴェルニー公園」が同ホテルに隣接する。
パリから来日しているトリブーさんは、1979年パリ生まれでアーティストの家系に育った。ブレストのフランソワ・ヴェルニー通りの学校で技師として学び、フランス海軍技師として15年間の経験を積んだことが、作品に大きな影響を与えているという。
潜水艦技師、エアロバティックス飛行のパイロットとしても活躍。2015年よりパリで絵画作品を発表。自然、人体や抽象などをテーマに数々の絵画を制作している。