横須賀が舞台のひとつになっているTVアニメ「スローループ」放送開始にともない、県立海洋高校(横須賀市長坂1)の生徒がコラボ缶詰を制作し、1月7日より京急横須賀中央駅前の横須賀市観光案内所で販売が始まった。
横須賀が舞台のTVアニメ「スローループ」、1月7日深夜放送開始
同アニメのキャラクターと同年代の地元高校生が、横須賀の海で獲れた魚を使い、アニメの原作漫画をモチーフにした缶詰を考案したもの。横須賀市観光協会とサブカル活用推進委員会が「アニメの聖地」として盛り上げるコラボレーション企画の一環。
考案したのは同校1年で、水産クラブに所属する石渡彩愛さん、宮守音々さんの2人。缶詰メニューや加工、オリジナルラベルのデザインも行った。
石渡さんが作った「たこツナボール缶詰」は、佐島のタコと三崎マグロを使い、マグロベースのミートボールに刻んだタコを混ぜ込んだもの。「タコの歯ごたえもあり、パスタと合わせるととってもおいしいです」(石渡さん)。
宮守さんの「あじバーグ缶詰」は、漫画に登場するアジバーガーをヒントにアジを使ったハンバーグで、甘みのある和風味。「食感を柔らかくし、魚の臭みが苦手な人でも食べやすいように工夫しています。ぜひ味わってもらえたら」(宮守さん)と話す。
価格は価格は各850円、限定100個。購入は1人1缶まで。同案内所(TEL 046-822-8301)の営業時間は9時30分~17時。
「スローループ」は、うちのまいこさん原作の人気漫画。高校生の主人公ひよりが、亡き父に教えてもらったフライフィッシングをしながら「スロー」な生活を送り、友情を育んでいく青春ストーリー。横須賀の風景や地魚メニューなども登場する。BS11、Tokyo MXなどで視聴できる。