ヤフージャパンと横須賀商工会議所は7月9日、静岡県熱海市で発生した豪雨被害からの復興を支援するECサイト「買って寄付して応援」を開設し、被災地支援の取り組みを開始した。
対象ストア売上金の一部をヤフー基金「令和3年7月豪雨災害 支援募金」に寄付する。人・環境・社会に配慮したエシカル商品を取り扱う「エールマーケット」内に、被災地の復興を支援する特集ページ「買って寄付して応援」を開設し、寄付金の窓口にする。
特集ページに掲載する「E plus life」(横須賀商工会議所が運営する全国産品サイト)の商品が購入されると、同会議所が売上金の一部(1商品ごとに100円)を基金に寄付するもの。
ヤフー広報室は「寄付金は被災市町村への義援金、復旧活動、被災者の生活再建を目的としたNPOなどへの支援金としての活用が予定されています」としている。
ヤフーは2011年12月、東日本大震災によって販路が失われた商品を販売するECサイト「復興デパートメント」を開設。2018年10月より取り扱いを全国の商品に拡大し、現在の「エールマーケット」に発展させた。
同会議所は2010年よりヤフーと連携。全国の商工会議所と生産者をつなぐECサイト「おもてなしギフト」を2016年に開設するなど、ECT活用による地域活性化に取り組む。両社が培ったノウハウを活かし、新たな支援サイトを開設した。