横須賀東海岸にある防衛大学校(横須賀市走水1)で11月11日・12日、第65回開校記念祭が開催され、学生大隊観閲式や伝統競技「棒倒し」などが行われる。同校上空にはF15戦闘機、新型哨戒機P-1なども飛来する。
今年のテーマは「昇華~ここにしかないもの」。11日は、榴弾砲の支援射撃など模擬戦闘を行う「訓練展示」(11時30分~)。12日には、学生大隊が行進する観閲式(11時~)。F15、P-1、AH-1ヘリコプターなど陸・海・空自衛隊の航空機も多数飛来する(11時33分~38分)。
人気イベントの棒倒し競技(12日15時~)は旧海軍兵学校に由来する伝統の競技。同校の中でも最も勇しい競技とされ、学生大隊ごとに戦術を練り日頃の訓練成果を競い合う。
校内では文化祭、演劇祭、同大生・留学生らによる各国料理などの模擬店も。学科紹介ブースや入試相談室、防大生との面談コーナーなども用意している。
同実行委員会は「世界一の士官学校を目指し、日々成長している防大生の英姿颯爽(えいしさっそう)とした姿をより多くの方々に見ていただけたら」という。昨年は約1万9000人が来場した。
開催時間は11日=9時~17時20分、12日=9時~18時。詳細は同開校祭サイトで確認できる。