京急電鉄は三浦半島観光の活性化を目的に10月5日より、「みさきまぐろきっぷ」のリニューアルに合わせて2階建てオープントップバス「KEIKYU OPEN TOP BUS」の運行を開始する。
同バスは、2階席の屋根がなく開放的な空間から三浦半島の海や田園風景を楽しめる。京急電車2100形をモチーフに、座席のクロスシートなども忠実に再現。京急ファインテック金沢事業所で約3カ月かけて改造したもの。
まぐろきっぷの施設利用券「三浦・三崎おもひで券」と引き換えに、座席指定券を渡す。同きっぷは、年間15万枚以上を販売する人気の企画乗車券で、観光の目玉商品として期待されている。
三崎口駅前に「KEIKYU OPEN TOP BUS 案内所」を新たに設け、当日午前10 時から先着順で乗車可能。運行ルートは、同駅から城ヶ島へ向かう片道コース(10時30分発・12時30分発)、三崎口駅から城ヶ島を経由して三崎口駅へ戻る周遊コース(15時発)の3便運行。バスガイドも同乗する。
空席状況は、「まぐろきっぷ・混雑状況」システムでスマートフォンなどからリアルタイムに確認できる。