日米文化の懸け橋を目指す横須賀バイリンガルブリッジ(横須賀市大滝町2)は10月29日より、日米の小学生・中学生・高校生が共にバイリンガル環境で学ぶ「週末アメリカンスクール」(毎月1回)を開講する。
同社は、2年間で300人の日米の子どもたちが通うようになった横須賀バイリンガルスクール(YBS)の運営も行なっている。米海軍横須賀基地近くにスクールを持ち、国際色豊かな横須賀らしい地域特性を生かす試みだ。
初回の10月29日には、市内在住の米国人にも人気の高い「ハロウィーン」をテーマに、毎年恒例の横須賀ハロウィンイベントと同時期に「アメリカンスクールデイ」を実施。夢や地域を題材に日米の子どもたちが混ざり合ったバイリンガル授業など週末1日学校生活を送る。
同代表の井上芙美さんは「まるで留学しているような環境の中で、一過性のイベントではなく、毎月一緒に過ごし共に学ぶことで成長できる」といい、「言葉を超えて心でつながる、日米の架け橋になる場所を提供したい」と話している。
都内からの観光客誘致にも取り組み、「東京から1時間で行けるアメリカ」プロジェクトも企画中。週末アメリカンスクールには、都内や横浜からも数多くの応募があるという。
「子どもが主役の街、外国人がたくさんいる街・横須賀。日米の子どもたちがアメリカンスクールを通して、グローバルな視野を育てることができれば」と井上さんはほほ笑む。
問い合わせは同スクール(TEL 046-884-9367)まで。詳細はサイトで確認できる。