横須賀、米軍放送AFNがCM制作-市内店舗を米国人向けに紹介

AFNスタッフ(左)が市内店舗を米国人向けに紹介するCM撮影。どぶ板通りのアイリッシュパブで

AFNスタッフ(左)が市内店舗を米国人向けに紹介するCM撮影。どぶ板通りのアイリッシュパブで

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 米軍放送網AFN(エイエフエヌ、American Forces Network)のビデオスタッフらが5月13日・14日、横須賀中央エリアの飲食店・写真館・マッサージ店などを米国人向けに紹介する英語版コマーシャルビデオの撮影を行った。

「ヨコスカイチバン」英語対応店では、「Welcome!」と記したイラストワッペンも掲示

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 同CMは、横須賀商工会議所の外国人向け店舗紹介サイト「英語版ヨコスカイチバン」に参加する67店の中から12店を選び、店内の様子やスタッフのコメントなどを収録。30秒CMとしてまとめられ、6月以降に横須賀・根岸・池子エリアのAFNで放映予定。

 米海軍横須賀基地内にあるAFN支局ビデオグラファーのカーク・パットナムさんらが企画し、同基地広報セクションを通じて撮影依頼があったもの。

 パットナムさんは米シアトル出身で、来日1カ月。「基地内で生活する米国人たちがもっと外に出て地元の人たちと交流したり、市内店舗を利用するきっかけになれば」といい、「日常生活に必要なさまざまな業種の店をセレクトした」と話す。CMでは店舗名は出さず、友好的な雰囲気を伝える内容になるという。

 各店では、「Welcome to Yokosuka」「We are here for you」などフレンドリーなコメントを用意してCMに出演。同会議所では英語版サイトのほか、英語版パンフレットも基地内などで配布しており、米国人の市内店舗利用を促している。

 AFNは、世界各地に駐留する米軍基地関係者とその家族向けの放送局。ラジオ部門、テレビ部門、ニュース制作部門などがある。日本国内では、1997年までFEN (Far East Network)と呼ばれていた。

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