「地元人しか知らない、地元人も知らない」ようなディープな横須賀を特集したテレビ番組が6月27日、NHK BSプレミアム「TOKYOディープ!横須賀出張篇」(19時~19時30分)と題して放送される。
同番組では、タレント・つるの剛士さんが横須賀に潜入取材。ミシンを踏んで65年のスカジャン職人、明治43年創業の肉屋で提供される南極を旅する究極の煮込み料理、海が迫る山の中で見つけた癒やしスポットなどを紹介。
元映画館ライブハウスで横須賀ジャズを聴き、「EMクラブ」(進駐軍クラブ)の歴史なども振り返る。戦後の闇市マーケットだった飲食店街で看板メニュー「横須賀ブラジャー」も。基地の街だけではない、「ちょっといかした横須賀をご案内します」(番組スタッフ)という。
6月18日には、NHK「ブラタモリ~#42 横須賀」が放送されたばかり。3月4日には「新日本風土記~横須賀」が放送されるなど、同局の横須賀特集は今年上半期で3回目。横須賀など旧軍港4市が「日本遺産」に認定されたこともあり、「軍港の街」に注目度が高まっているようだ。
同番組ディレクターの角田良子さんは「横須賀愛に満ち溢れた地元の人たちから教えてもらった面白い話題ばかり。今までにない異色な番組構成になりそうです」と話している。