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「ヨコスカを着て何をする?」 話題のヨコスカネイビーパーカー、再販へ

「ヨコスカネイビーパーカーを着て、何をする?」と呼び掛ける学生たち

「ヨコスカネイビーパーカーを着て、何をする?」と呼び掛ける学生たち

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 今年春に大きな反響を呼んだ、横須賀の学生たちが提案するファッション「ヨコスカネイビーパーカー」の再販売が決まった。12月19日・20日、本町どぶ板通りイベント広場(横須賀市本町2)で300着を限定販売する。

地域ファッションを提案する「y.s.plus」のメンバーたち

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 10日正午には、先行予約のウェブサイトを公開し、オリジナルムービーも発表。受付開始わずか1時間余りで100着超の注文が入った。200着を予約受付しイベント会場で手渡し、残り100着を当日販売する。

 パーカーは横須賀にちなんだ色彩で、シーガルホワイト・ヨコスカネイビー・ペリーブラック・フリートグレー・バーガンディーレールの5色。サイズはM・L・XL(各3,000円)、キッズ(2,800円)、新タイプにジッパー付きパーカー(ネイビー色・4,000円)を加えた。

 同パーカーは、県立横須賀高校3年(当時)の「y.s.plus」チーム6人が新しい地域ブランドファッションとして提案。「横須賀学生政策コンペ」で最優秀賞に選ばれたもの。

 3月に150着の販売にチャレンジして完売。地元メディアやテレビ番組でも紹介され話題となり、再販を希望する声が高まっていた。高校を卒業した6人はそれぞれ都内や横浜の大学に進学。チーム全員で集まる時間も限られてしまった中で、「みんなにパーカーを着てもらい地元を盛り上げたい」と再販売に踏み切った。

 横須賀の魅力をイメージした同パーカー。「ヨコスカを着て、何をする?」と学生たちは呼び掛ける。「人と人とのつながり」をテーマに、肌で触れるコミュニケーションツールとして活用方法を考え続けている。

 今後、パーカーの色別チームによる「カラー対抗イベント」なども企画中だ。アートを専攻する同級生や地元デザイナーも加わり「ネイビーパーカークリエイターズ」を結成するなど、チーム力をパワーアップした。

 同チーム代表の八村美璃さん(中央大学1年)は「長くお待たせしましたが、ようやく再販売できることになりました」とほほ笑む。「卒業直前に女子高生パワーを絞り出し、プレゼン作りと街の散策を繰り返す日々。そんな中で得たのは、地元を面白くしようとするアツイ大人との出会いや、今まで気づかなかった横須賀の発見、応援してくれる横須賀の人たちとのつながりでした」と振り返る。

 そんな青春物語から生まれたネイビーパーカー・ストーリー。「物語の第2章は皆さんと一緒に創っていきたい」と八村さんは話している。

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