ビーチクリーンなどの清掃活動を競技制のスポーツイベントにした「クリーンピック三浦」が10月17日、三浦半島最南端の城ケ島(三浦市)で開催される。同実行委員会、NPO法人クリーンピックプロジェクトが主催。
優勝を競い合いながら海や山をきれいにしようというごみ拾いの大会。ルールを決めた競技形式にすることで、ボランティアなどで行う清掃活動より数倍のゴミが短時間で大量に集まるという。各地で開催され、11月には第3回クリーンピック全国大会(沖縄)も予定する。
今までごみ問題に関心がなかった人でも気軽に参加でき、「競技を通じて自然にごみの種類や分別を身に着けることができ、ごみを価値あるものとして扱う経験からごみに対する意識も高まる」(同実行委員会)という。
参加対象は大人から子どもまで。1組5人編成でチーム単位で行動する。指定されたエリア内のごみを制限時間内(53分間)に収集し、審査員が計測してポイントを競い合う。優勝チームには賞金10万円、準優勝に5万円を進呈する。参加費用は1チーム=5,000円(記念Tシャツ代含む)。
実行委員長の下地正澄さんは「クリーン活動を通じて三浦の海や自然を見直すきっかけになれば。若い世代の参加に期待しています」と話す。
開催は10時~15時。城ケ島の京急バス折り返し場付近で受付(事前応募)。応募詳細・問い合わせは同事務局(TEL 080-9456-2713)まで。