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「しんかい6500」で初のドラマ撮影 JAMSTECが全面協力

「しんかい6500」女性パイロットを主人公にしたWOWOWドラマ「海に降る」

「しんかい6500」女性パイロットを主人公にしたWOWOWドラマ「海に降る」

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 海洋研究開発機構JAMSTEC(横須賀市夏島町2)は7月3日、WOWOWが制作・放送する潜水調査船「しんかい6500]を舞台にした「連続ドラマW 海に降る」に全面協力すると発表した。放送は10月(毎週土曜22時~)の予定。

JAMSTECが保有する「しんかい6500」

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 同番組は、海洋ロマンを描いた朱野帰子さんの同名小説を連続ドラマ化するもの。JAMSTECが保有する「しんかい6500」を舞台に、日本人初の女性パイロットが神秘的な深海の世界に挑む新感覚ヒューマンドラマ。主人公を演じるのは若手人気女優の有村架純さん。

 番組制作にあたり今年4月、沖縄本島近海で行われた水深約1,500メートルの潜航調査に撮影クルーが同行。「しんかい6500」耐圧殻内を含む調査の様子を4K画質で撮影。深海の世界や最先端の海洋科学をリアルに描くため、JAMSTEC横須賀本部が取材・撮影に協力している。

 「しんかい6500」は水深6,500mまで潜ることができる世界有数の潜水調査船で、1989年に就航。活動範囲は日本近海や太平洋・インド洋・は大西洋に及び、海洋資源や海底地震などの調査研究に活躍する。

 同機構は「科学とエンターテイメントの融合を通じて、JAMSTECの研究活動に関心と親しみをもっていただき、海洋科学技術への理解が広がることが期待されます」としている。

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