横須賀経済新聞の今年上半期PV(ページビュー)ランキングは、オープン以来連日行列ができた「かき小屋」の記事が1位に輝いた。ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。
3位に若手農家と地元シェフがコラボした「地産地消弁当」の記事。5位には横須賀の隠れ名物「のりだんだん弁当」が入った。海軍カレー、ネイビーバーガーなど観光向け定番グルメ以外にも、横須賀独特のソウルフードを発掘しようという動きが広がった。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1.横須賀・ヴェルニー公園に「かき小屋」-地元海鮮物を提供(2/25)
2.横須賀・三浦でも大雪、交通混乱-スノーボード持ち出す人も(2/08)
3.さいか屋横須賀店、地産地消弁当が人気-飲食店と若手農家がコラボ(6/07)
4.ご当地カレーNo.1に「北本トマトカレー」-横須賀カレーフェス、4万6,000人(5/11)
5.J:COM横須賀、「のりだんだん」サミット開催-自慢のり弁を持ち寄り(3/21)
「カレーの街よこすか」のグルメイベントも安定した人気ぶり。海上自衛隊基地を公開し、普段食べることができない「護衛艦カレー」を提供するイベントが初開催され、入場制限も行われたほど人気が過熱。中央エリアのカレー店舗全体にも行列ができるほどヒートアップした。
6.横須賀でカレーの食べ歩き「カレーバル」-市内14店が参加(5/20)
7.横須賀で「護衛艦カレー」の頂上戦-海自No.1カレーを投票(4/08)
8.基地のまち」テーマに公開ディスカッション-横須賀JCが開催(3/1)
9.「無人島シアター」、要塞跡でシネマ上映-横須賀沖、猿島で(1/16)
10.横須賀・横浜で「商店街ワールドツアー」-多国籍グルメ、異文化交流も(1/14)
今年に入って、横須賀カルチャーを掘り下げて紹介する「すかたび」、個性的な商店街ツアーなど「地元の日常を探訪する」ツアーが繰り返し開催されている。繁華街に大手チェーン店が進出する中で、「街のアイデンティティー」を見直そうという動きも活発化している。