食べる 暮らす・働く

三崎まぐろラーメン、B-1グランプリ関東・甲信越大会で2位入賞

B-1グランプリに出場した「三崎まぐろラーメンズ」のメンバー

B-1グランプリに出場した「三崎まぐろラーメンズ」のメンバー

  • 0

  •  

 B級ご当地グルメでまちおこしの祭典「2013関東・甲信越 B-1グランプリin勝浦」(千葉県勝浦市)で9月29日、三浦市三崎の「三崎まぐろラーメン」を提供した「三崎まぐろラーメンズ」がシルバーグランプリ(第2位)を獲得した。

まぐろのトロトロ感が特徴の「三崎まぐろラーメン」

[広告]

 9月28日・29日に開催された同大会には、2日間で約12万8,000人が来場。関東・甲信越から10団体、ゲストに東北・山陰から7団体が参加してご当地グルメの味を競い合った。各出展者への投票は、料理やパフォーマンスも評価され、来場者の割りばしによる投票で順位が決められた。

 1位のゴールドグランプリには「甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊」(山梨県甲府市)、3位のブロンズグランプリは「南魚沼きりざいDE愛隊」(新潟県南魚沼市)だった。三崎まぐろラーメンズは、昨年11月の「関東・東海 B-1グランプリin甲府」でもシルバーグランプリを獲得している。

 同ラーメンは、戦後のまぐろ漁最盛期に港町・三崎で生まれた中華料理店の「まぐろラーメン」がルーツ。一時は姿を消していたが、約50年前のめん料理の味を引き継いだもの。2010年夏に復活し、B-1グランプリに初参戦した。現在、三浦中華料理研究会の6店舗で提供している。

 まぐろの頭・鶏ガラ・野菜をブレンドしたスープに、ちぢれめんを使用。まぐろの角切り・シイタケ・セロリなどを煮込んだあんかけ、生のミズナ・シラガネギをトッピング。岩塩を使ったあっさりした塩味で、野菜のシャキシャキ感とまぐろのトロトロ感が特徴。特製「まぐろラー油」で好みの味付けに調整できる。

 三崎まぐろラーメンズ代表の宮田英一さんは「まちおこしの一環として参戦して3年目。たいぶ認知も上がってきたと感じている」といい、「11月の全国大会へ向けてメンバーの気持ちも高ぶっている。さらに上を目指したい」と意欲を燃やしている。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース