西友は7月25日、リニューアルオープンする「LIVINよこすか店」(横須賀市平成町3)の食品売場に、親会社ウォルマート・ストアーズのグローバル調達網を活用した「直輸入商品コーナー」を全店で初めて設置する。
同コーナーは1階食品売場に専用スペースを設け、スナック菓子・調味料・ワイン・ビールなど低価格の加工食品を中心とした直輸入品約80アイテムを陳列。通路に商品を大量に積み上げて迫力ある売場を作り、大判POPやステッカーなども掲示してアピールする。
「輸入商品らしいシンプルで高級感あるパッケージを集積することで、外国のスーパーマーケットで買物をしているような楽しさも演出する」(同社)としている。
同社はこれまでも直輸入品の取り扱いアイテムを順次増やしており、来店客からも好評。今年2月には、ウォルマート傘下の英国スーパーマーケット「アズダ」で扱う英国産ビールを直輸入し、売上計画を50%上回るヒット商品となった。
西友では、横須賀店の改装を機に直輸入品コーナーを本格的に拡大・設置することを決定。他店舗での展開も検討している。今後も「ウォルマートのグローバル調達網の最大活用によりバラエティー豊富で魅力的な商品を拡充する」とし、2017年までに直輸入品の売上を2012年比3倍まで伸ばすことを目標にしている。