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横須賀市長選、吉田雄人さんが再選-投票率は50%超

横須賀市長選で再選された吉田雄人さん

横須賀市長選で再選された吉田雄人さん

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 横須賀市長選の投開票が行われた6月30日、現市長で無所属の吉田雄人さん(37歳)が再選を果たした。投票率は前回(2009年6月、45.22%)を5ポイント上回る50.72%だった。

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 前副市長の広川聡美さん(61歳・無所属)は自民・公明両党の支持を受けたが及ばなかった。確定得票は吉田さん=8万7,185票、広川さん=7万6,961票。市民団体前代表の岸牧子さん(56歳・無所属)=8,121票。当日有権者数は34万2,425人。

 当選が確定したのは30日夜23時過ぎ。吉田さんの事務所には約200人が集まり、拍手と歓声が広がった。選挙戦では、「選ばれるまち横須賀」や地域経済活性化をアピールし、20代・30代のボランティアとともに自転車で市内を走り回り、経済界や無党派層の支持を得た。

 広川さん陣営では、選対本部長に小泉進次郎衆院議員(神奈川11区)が就任して全面支援し、県議4人・市議31人の応援も得て、国や県とのパイプや実行力を強調。自民票が割れたほか、投票率を押し上げた無党派層の支持を得られなかった。岸さんは米軍基地撤去や脱原発を訴えたが及ばなかった。

 2期目となる吉田さんは「きびしい選挙だった。市政第2章の扉は重い扉だったが何とか開けることができた。市民の皆さんに参加してもらい、選ばれるまち横須賀のビジョン実現に向けて進みたい」と話した。

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