北京五輪・金の西山麗選手が講演-横須賀市スポーツ栄光章授与式で

あこがれの金メダリスト・西山麗選手を囲む小学生女子ソフトボール横須賀チーム

あこがれの金メダリスト・西山麗選手を囲む小学生女子ソフトボール横須賀チーム

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 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(横須賀市本町3)で2月14日、スポーツで活躍する選手やチームに贈られる「横須賀市スポーツ栄光章」の授与式が行われ、同市出身で北京オリンピック・女子ソフトボールの金メダリスト、西山麗選手が特別講演を行った。

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 同日、受賞したのは団体13チーム・個人選手52人。団体の部では、全国大会で優勝した小学生男子ソフトボール横須賀、実業団ボウリングの日産自動車追浜、中学生軟式野球の横須賀スターズほか、ダンス部門からキッズダンスのSDSが初めて選ばれた。個人の部では、北京オリンピック・セーリング競技に出場した富澤慎さん、太極拳第2回世界ジュニア武術選手権で優勝した河村直哉さん、韓国ジュニア国際柔道大会優勝の渡邉美樹さんほか。

 1984年生まれの西山選手は、市内の常葉中学時代に心臓病を克服してソフトボール部へ入部、県立厚木商業高校を卒業後、現在は日立ソフトウエアに所属。昨年の北京オリンピックでは遊撃手として活躍し、準決勝ではサヨナラヒットを放つなどチームに貢献。昨年8月には「横須賀市スポーツ大賞」が授与された。横須賀出身の金メダリストは、1964年の東京オリンピック・柔道重量級の猪熊功選手以来、44年ぶりの2人目となる。

 西山選手は講演のなかで、「いまあるものや環境を『当たり前』と思ってはいけない。家族や応援してくれる人たちに『ありがとう』の気持ちを忘れず、仲間を信じてスポーツができることに感謝したい」と後輩たちにアドバイスした。

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