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横須賀で「ちょい呑みフェス」始まる-スカジャンで飲み歩くグループも

ご当地ドリンク「横須賀ブラジャー」で乾杯するちょい呑み参加者たち(若松マーケットのバー「サタン」で)

ご当地ドリンク「横須賀ブラジャー」で乾杯するちょい呑み参加者たち(若松マーケットのバー「サタン」で)

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 横須賀中央・汐入エリアで96店舗が参加する「横須賀ちょい呑みフェスティバル」が2月21より始まり、黄色いちょい呑みチケットやガイドブックを手に飲食店をはしごするグループ客らでにぎわっている。23日まで。

「ちょい呑みエレジー」の歌手はっとさん、スナック街でギター流しも

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 当日はJR横須賀駅前で、実行委員メンバーらが集まり出発式が行われた。同フェスには、JR横須賀駅周辺、汐入・本町どぶ板通り、千日通、若松マーケット、上町の居酒屋・カフェバー・スナックなどが参加。「ちょい呑みチケット」(3枚綴り・2,500円)を購入すると、好みの3店舗をはじご酒できるもの。商店街有志などで作る同実行委員会が企画。

 同駅近くの居酒屋「忙中閑有」では、ホッピー・ビール・焼酎・焼き鳥・もつ煮・おでんなどから4種類のちょい呑みメニューが選べ、おでんだしを使った名物「焼酎のだし割り」も人気を集めた。横須賀中央駅近くの「お多幸」では、ホッピー・ハイボールのほか焼き鳥5本・湯豆腐・煮込み料理などを提供して好評だった。

 公式テーマソング「ちょい呑みエレジー」の歌手はっとさんも来訪し、流しのギター姿で小さな居酒屋やスナックが密集する若松マーケットを回って盛り上げた。餃子とチキンの店「モモヤン」では、「開店とともにチケットを持った若い女性客で満員になった」(同店)という。

 小さな料理店「さぶろう」では、フェイスブックで来店客から「ちょい呑み券でふぐヒレ酒が飲める」と伝わり、クチコミで次々とグループ客が押し寄せるひと幕も。「路地裏の隅っこの店なのであまり期待していなかったがクチコミのすごさに驚いた」(同店)とも。

 創業50年超の老舗バー「サタン」では、ブランデーをジンジャエールで割ったご当地ドリンク「横須賀ブラジャー」を提供。30代前後のグループ客らがお互いに情報交換しながら、ブラジャーで乾杯するなど交流を楽しんだ。スカジャンを着て記念撮影しながら飲み歩くグループも。

 同フェスに参加した市内在住の30代カップルは「今まで気になっていたお店をチェックしながら、2日間かけていろいろなお店を回ってみたい」という。地元の30代女性は「金曜も東京都内の友人を呼んで一緒に回る予定。少しずつ食べたり飲んだりできるので女性にとってもうれしい企画」と笑顔を見せた。ひと晩で8店舗回ったというグループ客、個人で12店舗回ったという男性客も。

 当日チケットは、JR横須賀駅前、京急横須賀中央駅前のJTB横須賀支店、若松マーケットの横須賀氷業などで販売。参加店舗ガイドブックも配布する。

 問い合わせは同実行委員会(Eメール=choinomiyokosuka@gmail.com)まで。参加店舗などの詳細は同サイトで確認できる。2月26日・27日には追浜地区でも、約20店舗が参加するちょい呑みイベント「追浜バルめぐり」(追浜観光協会主催)を実施予定。

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