京浜急行電鉄(本社=東京都港区)は4月25日より、ラリー形式で各駅のメロディーを携帯電話にダウンロードできる「京急・駅メロラリー」を実施する。
駅メロラリー第1弾は、三浦半島沿線8駅で始まる。横須賀中央駅 (横須賀ストーリー)、堀ノ内駅(かもめが翔んだ)、浦賀駅(ゴジラのテーマ)、京急久里浜駅(秋桜)、三崎口駅(岬めぐり)、金沢文庫駅(MY HOME TOWN)、金沢八景駅(道)、新逗子駅(LIFE)でそれぞれの駅メロがダウンロードできる。
参加方法は、駅メロが流れている駅に設置する専用端末に「おサイフ機能付き携帯電話」をタッチすることで、専用携帯サイトにアクセスする。ダウンロードできる曲は対象の1駅で1曲のみ。期間中タッチするごとにスタンプがたまり、対象全駅分のスタンプを集めると「京急オリジナルスペシャル音源」をダウンロードすることができる。
駅メロは列車が接近していることをホームで知らせる音(メロディー)で、京急では沿線17駅を対象に駅メロに使用する「ご当地ソング」等を公募し、昨年11月から使用している。同ラリーでは、駅メロを制作したスイッチから音源の供給を受け、NTTコミュニケーションズが構築したシステムを用いる。
同社広報宣伝課の高橋太一さんは「駅メロが好評で、今年3月には駅メロを集めたCDも発売した。ネットからのダウンロード要望も多く、ラリー形式の携帯電話サービス開始となったもの。春の三浦半島散策を楽しみながら、駅に親しんでもらえれば」と話す。
開催期間は5月24日まで。第2弾は品川駅ほか9駅で5月下旬に実施予定。