坂本龍馬と妻・おりょうを描いた絵画展「角谷やすひとイラストレーション展」が11月26日~28日、横須賀中央のアーメックスビル(横須賀市本町1)で行われ、大勢の龍馬ファンが訪れて好評だった。会場には、龍馬とおりょうのイラスト約60点が展示されたほか、ポストカード・オリジナル絵馬・ストラッブなど龍馬グッズも販売された。
愛知県在住のイラストレーター・角谷さんは、11月上旬より龍馬ゆかりの高知・京都で龍馬展を開き、横須賀にやってきた。「おりょうさんが晩年を過ごした横須賀でも開きたい」と地元有志に相談し、「湘南海援隊」「よこすかおせっ会」が協力して開催したもの。角谷さんは「横須賀の展示会では、おりょうさんのイラスト14点を新たに描いた」という。
角谷さんは1991年より、F1グランプリを題材にしたポップアートを描いてきたイラスト作家。1994年に「アイルトン・セナ追悼作品展」を開いたほか、テレビ・雑誌などでも活躍。10年前から幕末の志士たちに興味を持ち、龍馬をテーマにしたイラストを描き始めた。2005年の京都「龍馬と新撰組」展を皮切りに、東京・高知など各地で龍馬のイラスト展を開催している。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」放送最終回を迎えた28日、会場に訪れた龍馬ファンと語り合いながら、角谷さんは「今年の龍馬伝に負けない作品をこれからも創り続けたい。龍馬の熱い思いや夢の続きを皆さんと共有していけたら」と話す。