横須賀の産業遺産「浦賀ドック」でイベント-ガイド付きミニツアーも

2002年に閉鎖された「浦賀ドック」は、造船技術の歴史遺産が数多く残る

2002年に閉鎖された「浦賀ドック」は、造船技術の歴史遺産が数多く残る

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 横須賀の歴史的な産業遺産「浦賀ドック」を活用するイベントが3月28日・29日、旧住友重機・浦賀工場跡地(横須賀市浦賀町4)で開催される。主催は、レンガドック活用イベント実行委員会。

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 同イベントは、明治期に造られたレンガのドックやポンプ室などを紹介する「ガイド付きミニツアー」と、開国の舞台となった浦賀港~久里浜港を巡る「ヨコスカ開国クルーズ」の2つのコースを実施する。

 浦賀ドッグは2002年3月に閉鎖されたが、幕末に日本初の洋式大型軍艦「鳳凰丸(ほうおうまる)」を建造したほか、「咸臨丸」の修理、滑り台式大型船台や乾ドック、大正時代の家屋、クレーン、接岸岸壁など造船技術の「産業遺産」一式が残る。

 同実行委員会事務局の二見裕さんは「浦賀ドック跡地は『野外ミュージアム』としても再利用計画が検討されている場所。日本の造船技術と開国の歴史を見てもらえれば」と話す。

 ミニツアーの開催時間は10時30分~11時30分。定員50人。参加無料。問い合わせは横須賀市都市計画課(TEL 046-822-8526)。 開国クルーズは10時~。料金は、大人=3,000円、子ども=2,000円(ランチ付き)。詳しくはトライアングル(TEL 046-825-7144)へ。

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