三崎産直センター「うらり」(三浦市三崎5)で7月4日、B級グルメの祭典「B-1グランプリ」に出品する「三崎まぐろラーメン」の新メニューが披露され、1,000人を集めた無料試食会が行われた。主催は、同市内の飲食店と製めん業者で構成する「三浦中華料理研究会」。
B-1グランプリ参戦用に発表された「三崎まぐろラーメン」の新メニュー
三崎まぐろラーメンは、マグロで取ったダシや具にマグロを使うもので、現在8店舗で各種まぐろラーメンが提供されている。今回は、9月に厚木で開催される「B-1グランプリ」参戦用にオリジナルメニューを開発したもの。
新ラーメンは、マグロの頭・鶏ガラ・野菜のスープをブレンドし、ちぢれめんを使用。角切りにしたマグロ・シイタケ・セロリなどを煮込んだあんかけ、生のミズナ・シラガネギをトッピング。マグロの風味と岩塩を使ったあっさりした塩味で、野菜のシャキシャキ感とマグロのトロトロ感が特徴。特製の「まぐろラー油」や酢で好みの味付けに調整できる。
当日は、うらり内で整理券が配布され、試食会開始の11時前には約200人の行列ができた。横浜から家族で来訪したという40代主婦は「さっぱりした味で、子どもでも食べやすい。B-1グランプリでいい成績を出してほしい」とエールを送った。
同会会長で中華料理店を経営する石渡道雄さんは「秋の本番に向けて、予行演習のつもりで1,000食用意した」といい、「アンケートで皆さんの意見を聞きながら、さらに改良して本番に臨むつもり。今回初参戦だが上位入賞を狙い、まぐろラーメンで三崎の知名度アップを図りたい」と期待を込める。