京急油壺マリンパーク(三浦市三崎町、TEL 046-881-6281)で4月23日、同施設内のペンギン島で人気を集める「ペンペン」にきょうだいペンギンが誕生し、かわいい姿が来場者を楽しませている。
親ベンギンに育てられる「ペンペン」きょうだいの赤ちゃんペンギン
キタイワトビペンギンのペンペンは2008年、誕生して間もなく育児放棄されていたが、テレビ番組で紹介されたことから歌手「DAIGO」さんが親代わりとなって育てたペンギン。ペンペンの親は、今回誕生したひなを含めて9羽の子を繁殖しており、2004年には国内初の2世代目の繁殖にも成功している。
親ぺンギンは3月15日に産卵し、35日後に卵殻に直径約1ミリの穴が開き始め、その日のうちに待望のひながが誕生した。赤ちゃんペンギンは体全体がフワフワした産毛で覆われ、体重は約100グラム。ピヨピヨとひよこのような鳴き声で、親にエサをねだる姿が見られる。現在、合計3羽のひなが誕生しており、ペンギン島で育児の様子を観察できる。
同パークの中井洋美さんは「1日2回、10時と15時にペンギンにエサを与えるので、そのときに親ペンギンのお腹の下から赤ちゃんがかわいい顔をみせる。ペンペンのきょうだいを見たいと来場するお客様も多い」と話す。
GW期間中、ペンペンのきょうだい誕生を記念して、チケット売り場で「ペンペン」の合言葉を言うと、入園料=大人1,700円が1,050円、小学生850円が520円となる割引サービス(1回5人まで)を実施する。5月5日まで。
営業時間は9時~17時(5月2日~4日は8時~18時)。