さいか屋横須賀店(横須賀市大滝町1)大通り館7階で1月20日より、全国各地のJR・私鉄沿線の名物駅弁を集めたイベント「全国有名駅弁とうまいもの会」が行われており、150種類並んだ駅弁を買い求める人たちでにぎわっている。今年で39回目。
同イベントでは、宮城県の有名温泉女将(おかみ)が監修した「女将弁当特集」のほか、老舗の味を詰め合わせた「東京の駅弁特集」、伊豆急行・東武鉄道・箱根登山鉄道の「リゾート鉄道駅弁特集」、アンパンマンなどの「キャラクター弁当特集」、1つの折で2つの味わいが楽しめる「対決弁当特集」などのジャンル分けで各地の駅弁を紹介。8社が参加する「駅弁の実演販売」コーナーも設ける。
群馬県・横川駅の「峠の釜めし」(900円)、静岡県・伊東駅の「いなりすし」(570円)などの有名駅弁は「開店5分後に売り切れるほどの人気ぶり」(同店)。郷土料理コンクールから生まれた北海道・母恋駅の「母恋めし」(980円)ほか話題の駅弁各種も並ぶ。
同店食品担当マネージャーの中里一信さんは「地産地消ブームもあり、各地の特産物を使った郷土料理の駅弁が好評。前回の駅弁イベントより種類を増やし、1.5倍のアイテム数を集めた」と話す。「売り切れ続出のため、早い時間に来店してもらえたら」とも。
2月2日まで。営業時間は10時~18時30分。