横須賀で「上町灯ろう夜市」、商店街に300個の灯ろう並ぶ

横須賀・上町の商店街に300個以上の灯ろうが並び、浴衣姿の女性や子どもたちも

横須賀・上町の商店街に300個以上の灯ろうが並び、浴衣姿の女性や子どもたちも

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 横須賀・上町の商店街で7月17日夜、「上町灯ろう夜市」が開催され大勢の市民でにぎわった。夜のとばりに幻想的な風景が浮かび上がり、浴衣姿の女性や子どもたちの姿も見られた。

「上町灯ろう夜市」は大勢の浴衣姿の客でにぎわった

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 商店街の歩道には300個以上の灯ろうが並び、夜19時になると一斉にろうそくの火が灯された。今年で5回目を迎える「上町灯ろう夜市」は、上町商盛会、上町銀座商店会、中里通り商店会の3つの商店街約150店舗が参加した。

 灯ろうはダンボールで作られ、地元酒販店が1年間に集めたダンボール箱を再利用したもの。各商店や地元住民がそれぞれ描いた絵が飾り付けられた。灯ろうの制作には、引きこもりの若者の就労支援をするNPO法人「アンガージュマン」が協力。

 商店街の数カ所に出店を設けて、アイスキャンデー300個、白玉ぜんざい200個を振る舞ったほか、浴衣姿の客には抽選で100人に花火を贈呈。秋田から「西馬音内盆踊り」のメンバーも来訪して踊りを披露した。

 同夜市は今年2月に「よこすか都市景観協議会賞」を受賞。上町商盛会の森昭会長は「日本情緒溢れるイベントとして、まちおこしを図ったもの。夜市には年々観光客も増えており、各商店もそれぞれ工夫して集客に力を入れている」と話す。

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