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横須賀軍港めぐり、新造船が就航 乗船客数100万人達成

約1.6倍にスケールアップした新造船「シーフレンド7」

約1.6倍にスケールアップした新造船「シーフレンド7」

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 横須賀の港を周遊する「YOKOSUKA軍港めぐり」に4月22日、従来の約1,6倍にスケールアップした新造船「シーフレンド7」が就航した。

2階席オープンデッキも広くなり、雨天対策の屋根も付いた

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 新造船は全長26.2メートル、全幅7メートル、総トン数77トン。定員250人となり、それまで運行していた「シーフレン5」(定員153人)より大幅に増強。1階席のシートは取りはずし可能でバーカウンターを新設し、貸切パーティーなどにも対応。2階のオープンデッキには雨天対策の屋根も付いた。

 船体デザインは、白と黒の落ち着いた色調でクラシシックなスタイル。2階後部にある真っ赤なファンネル(煙突)がアクセントになっている。米海軍第7艦隊の基地がある横須賀本港と海上自衛隊司令部のある長浦港を巡り、イージス艦・潜水艦など日米艦船を間近に見ることができる。

 先月13日には、2008年9月の定期就航以来、乗船客数100万人を達成。近年は横須賀観光の目玉として人気を集め、土曜日曜など予約困難な状況になっていた。軍港内クルーズは増便が難しいことから、クルーズ船の大型化で対応することになったもの。

 同クルーズを運営するトライアングル・鈴木隆裕社長は「地域の皆さんの応援に感謝しています。現状に甘んじることなく日々改善し、今後も魅力的なご当地クルーズを提供していきたい」と話す。

 同社では、昨年秋の建造開始から完成までのコマ撮り動画など、シーフレンド7オフィシャルPVをYouTubeで公開している。

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