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横須賀の歴史しのぶ「龍馬と海舟の幕末牛鍋カレー」 文明開化コンセプトに

パッケージには、「咸臨丸」艦長・勝海舟と愛弟子・坂本龍馬が描かれる

パッケージには、「咸臨丸」艦長・勝海舟と愛弟子・坂本龍馬が描かれる

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 横須賀の幕末史をしのぶカレー「龍馬と海舟の幕末牛鍋カレー」が3月24日、食品卸会社ヤチヨ(横須賀市日の出町1)より発売された。レトルトパック(200グラム)で1個500円。

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 同カレーは、浦賀を出航して初めて太平洋横断を成し遂げた「咸臨丸(かいりんまる)」をキーワードに、「幕末の偉人をクローズアップできないか」と郷土史家・斎藤秀一さんらと企画を練っていたもの。

 横須賀名物のカレーと文明開化の象徴ともいえる牛鍋をコンセプトに、長ネギと牛肉を甘辛く煮込んで仕上げた。

 パッケージには、咸臨丸艦長・勝海舟と愛弟子・坂本龍馬の写真を使用。監修者には、海舟の玄孫・高山みな子さんを起用した。

 文久2(1862)年、龍馬は土佐藩を脱藩し、江戸で海舟と出会った。その後、長崎で亀山社中を設立。2人の出会いが明治維新の原動力になったとされる。「2人が食べたと思われる牛鍋が文明開化のシンボルとして普及していった」(同社)とも。

 横須賀海軍カレー本舗(同市若松町1)ほか市内3店舗で販売予定。

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