米海軍横須賀基地に近い三笠公園(横須賀市稲岡町)で7月24日、横須賀バイリンガルスクールの夏祭りが開催され、日米の親子連れ約400人が集まり国際交流を行った。
当日は、浴衣姿の子どもたちが盆踊りや縁日遊び、みこし、バルーンアートなどを楽しんだ。保護者らが手作り料理を持ち寄った「ポットラックパーティー」も。英語と日本語が飛び交うバイリンガルなイベントが盛り上がった。
同スクール(同市大滝町2、TEL 046-884-9367)は、英語と日本語をバランス良く学ぶバイリンガル保育園と学童保育を併設。今年1月、佐島から移転して横須賀中央にオープンした。
米国人が多い横須賀ならではのグローバルな環境を生かし、「英語を通して世界をのぞき、英語の持つ文化や世界観に触れ、子どもたちが本当に楽しめる空間」を目指している。ネイティブ講師や留学経験のある日本人スタッフなど20人が教え、幼児から小学生まで約250人が通う。
同代表の井上芙美さんは「横須賀に住むアメリカ人と日本人が一緒に笑顔で楽しみ成長していく。子どもたちが世界を体感できる場所を創っていきたい」と話す。要望の多い「大人の英会話」も準備中だという。