横須賀沖に浮かぶ無人島・猿島（横須賀市猿島）で10月13日・19日、夜の無人島を貸し切りにした限定企画「無人島レストラン」が初めて実施される。船舶会社トライアングル、横須賀商工会議所が共催する「すかたび」体験プログラムの一環。

無人島の月明かりと波音でディナータイム

　同島は周囲1.6キロの小さな島で、明治期の要塞・砲台跡など歴史遺産が残る東京湾唯一の自然島。近年、「ラピュタのよう」とアニメファンらの間でも話題を呼んでいる島。

　当日は、普段入ることのできない夜の猿島で、ビーチ沿いのボードデッキに特設レストランを設置。地元シェフによる横須賀・三浦半島の食材を使った料理を提供する。メニューは、前菜・サラダ・地魚料理・肉料理・シチュー・デザートなど。フリードリンク制。20歳以上で、1日限定20人。

　同企画担当者は「猿島の浜辺からは対岸に横須賀の夜景が望める。月明かりと波音だけが聞こえる無人島で、大人のディナータイムを楽しんでもらえたら」と話す。

　開催時間は18時30分～20時30分。三笠桟橋に集合。料金は12,000円（乗船料含む）。「すかたび」サイト（9月30日9時～）から予約できる。