幕末の黒船上陸を記念した「久里浜ペリー祭」が7月12日、久里浜海岸周辺で開催され、シーズン初となる花火大会も行われる。
ペリー提督や江戸時代の衣装を着た「日米親善ペリーパレード」も
久里浜商店街・はろーど通りでは、「よこすか開国バザール」を開き、フリーマーケットやステージ演奏などを展開。ペリー公園(横須賀市久里浜7)では、駐日米国大使らが参列する「水師提督ペリー上陸記念式典」(15時~)、ペリーに扮した米国人や時代衣装隊などが参加する「日米親善ペリーパレード」(16時~)も。
久里浜港では、約3,500発を打ち上げる花火大会。観覧場所はペリー公園、久里浜海岸、旧ニチロ岸壁(有料席)など。
嘉永6(1853)年7月、開国を求めて浦賀沖に来航した黒船・ペリー艦隊(米海軍東インド艦隊)は久里浜海岸へ初上陸。米国大統領からの国書を幕府役人に手渡した。ペリーは翌年再び来航し、日米和親条約が締結された。
ペリー祭の開催時間は10時~16時。花火大会は19時30分~20時10分。問い合わせは横須賀市コールセンター(TEL.046-822-2500)まで。