海上自衛隊艦船で提供されるカレーのナンバーワンを決めるイベント「護衛艦カレーグランプリ」が4月19日、海自横須賀地方総監部(横須賀市西逸見町1)で開催される。カレーの街よこすか推進委員会が主催。
同イベントには護衛艦16隻が集まり、各艦自慢のカレーを提供。一般参加者による投票でナンバーワンを決める。昨年12月の佐世保開催に続き2回目。
海上自衛隊では、長い航海中に隊員たちが曜日感覚を忘れないようにするため、毎週金曜にカレーを食べる習慣がある。艦艇や部隊ごとに独自のレシピが伝わり、200種類以上とも。
各艦船に所属する給養員長(料理長)が独自の美味を追求し、ベースとなるカレー粉にアレンジを加えてさまざまなカレーレシピが誕生。給養員は「海自第4術科学校」で調理の専門技能を身に付け、各部隊オリジナルの味も継承するという。
参加艦船は、護衛艦「むらさめ」「はるさめ」「たかなみ」「おおなみ」「くらま」「あまぎり」「はまぎり」「はたかぜ」「こんごう」「きりしま」「ちょうかい」「あたご」「あしがら」、補給艦「ときわ」、訓練支援艦「くろべ」、横須賀潜水艦部隊。
開催時間は9時~15時。艦船の一般公開も予定する。