横須賀のバー・カルチャーを発信する「ヨコスカ カクテルパーティー」が11月10日、メルキュールホテル横須賀(横須賀市本町2)で開催された。市内バーテンダーで結成するヨコスカナイトクルーズが主催。
横須賀中央・汐入・衣笠などの名物バー14店舗が出店し、各店自慢のオリジナルカクテルを提供。イブニングドレスで着飾った女性やスーツ姿の男性、カップル客など20代~50代を中心に約300人が集まり、大人のカクテルパーティーを楽しんだ。
地元バーテンダーらは、自家製梅酒・ヨーグリート・ジンを使った「浜木綿(はまゆう)(若松町 FOUR PLAY)」、和三盆・ゆず・ウオッカをシェイクした「爽秋(そうしゅう)」(大滝町 K´s bar)など工夫を凝らしたカクテルをお披露目。
ゲストには、IRAワールドカクテルチャンピオンシップ2011で総合優勝した山田高史さん(横浜市)も参加し、震災復興祈願カクテル「グレートサンライズ」を振舞った。ヨコハマカクテルコンペティションでグランプリ受賞カクテル「メロディーライン」(高野真さん)なども登場。
ステージでは、横須賀出身のオペラ歌手・下園理恵さんが熱唱。ジャズ・ビッグバンド、ベリーダンス、タヒチアンダンスなども行われ、色とりどりのカクテルグラスを手にした参加者らは音楽や会話に興じた。
主催者の宮本健一さん(汐入 TWINSOUL)は「横須賀の夜をおしゃれに楽しんでもらうイベントで、今年で2回目。個性的なカクテルで会話も弾み、豊かな気持になってもらえたら」と話す。