横須賀本港で新年を祝うカウントダウン・イベントが行われ、1月1日0時を過ぎると同時に汽笛が鳴り渡り、米海軍艦船や海上自衛隊護衛艦に電灯艦飾（イルミネーション）が一斉点灯、海上から約400発の花火が打ち上げられた。停泊する潜水艦にも「2013」のイルミが輝き、海上にくっきりと浮かび上がった。

カウントダウンとともに、海自護衛艦や米海軍艦船のイルミネーションが点灯

　隣接するヴェルニー公園（横須賀市汐入1）には、市民や米国人家族など約2万1,000人が集まり新年を祝った。前夜から音楽ライブ・ダンスパフォーマンスなどの年越しイベントが行われ、イルミネーションで彩られた本町商店街「電飾みこし」も練り歩いて気勢を上げた。

　同会場で行われたカウントダウン式典には、吉田雄人・横須賀市長ほか、米海軍横須賀基地司令官、海自横須賀地方総監部幹部らも参列。

　飲食ブース「あったか横丁」には、年越しそば、海軍カレー、アメリカンフード、おでん屋台、フリーマーケットなども設けられてにぎわった。海上自衛隊有志らも、温かいカレースープ1,000人分を無料提供した。