横須賀と房総半島を結ぶ「東京湾フェリー」は来年1月1日、船上から「2度見える初日の出」や朝焼けに赤く染まる「初富士」を見学できる初日の出クルーズを実施する。
当日は、久里浜港を6時40分に出港。房総・金谷港に向かう途中で7時5分頃に、1度目の「初日の出」が見える。その後、房総の三名山「鋸山(のこぎりやま)」が目の前に迫り、昇った太陽が山の影に入るため、金谷港入港後に2度目の日の出が見えるというもの。
金谷港出港便からは初日の出は1度だが、正面に太陽に照らされた赤い富士山が見える。同社担当者は「いつもの初日の出とはちょっと違った、感動的な日の出の瞬間を味わえる」という。
クルーズ開催時間は、久里浜港発=6時40分、金谷港発=6時20分。乗船料(片道約40分)=大人700円、遊覧(往復約90分)=大人1,000円。定員580人(先着順)。当日朝6時より、久里浜港で甘酒300人分(先着順)を無料提供する。問い合わせは同社(TEL 046-830-5622)まで。