横須賀本港に8月22日、環太平洋合同演習(RMPAC2012)に参加するシンガポール海軍のフリゲート艦「フォーミダブル」が入港した。シンガポール海軍艦艇の横須賀寄港は2年ぶり、5回目。
ステルス性を重視した船体構造を持つフリゲート艦「フォーミダブル」
同艦は全長115メートル、排水量3,200トン。ステルス性を重視した船体構造で、艤装(ぎそう)の艦内収容を徹底しているのが特徴。魚雷発射管や搭載艇、係留装置なども艦内に収め、船体にはV字形の傾斜がかけられるなどレーダー波を反射しにくいよう設計されている。2007年に就役。乗組員は約80人。
ホストシップとして海上自衛隊護衛艦「やまぎり」 が派遣され、各種支援・交歓行事なども行う。22日にはフォーミダブル艦長のオン・チー・ウェイ海軍中佐らが横須賀市長を表敬訪問。23日には艦艇相互訪問なども実施された。
同艦は、8月27日9時に横須賀を出港予定。