横須賀東海岸・平成町の海岸通り沿いに4月28日、エコタウンをテーマにした総合住宅展示場「ハウジングプラザ横須賀」（横須賀市平成町3）がオープンし、ＧＷ期間中1日3,000人以上の家族連れなどが来場してにぎわっている。

日産のEV「リーフ」の充電設備付きモデルハウスも

　同展示場は約2,000坪の敷地に、大手ハウスメーカー13社が参加。太陽光発電や耐震設計を重視した最新のモデル住宅13棟を展示する。企画運営はサンフジ企画（東京都渋谷区）。同社は全国に66の住宅展示場を展開し、県内では17番目。

　コンセプトは「YOKOSUKA ECO TOWN」。エコロジー（E）・コミュニティー（C）・オアシス（O）の3つの視点で、「家族の絆を重視した住まいと暮らしについて情報発信していきたい」（同社）という。

　環境に配慮して、インフォメーションセンターや施設内の街灯にLED照明を使うほか、駐車場には電気自動車（EV）用充電スタンドも設置。東京ガスとタイアップしたガス発電「エネファーム」と太陽光発電のダブル発電で施設内の電気需要をサポートする。日産のEV「リーフ」を使った蓄電実験設備なども予定している。

　同社では「昨年3月の震災以降、住宅需要にも変化が見られ、耐震構造強化や太陽光発電など新エネルギーを活用したスマートハウスへの期待が高まっている」とし、「最新のモデル住宅を提案したい」という。

　サンフジ横浜支社の小坂強さんは「道路との境をなくし回遊できる公園というイメージの展示場」といい、「各社さまざまなコンセプトの家作りを提案しているので、いろいろな質問をしてもらえると理解も深まると思う。気軽に見学に来てもらえたら」と話す。

　現在オープニングフェアを実施中で、週末にアミューズメントパークや大道芸などのイベントを行うほか、モデルハウススタンプラリーで温泉施設「湯楽の里」招待券などのプレゼントも。5月13日まで。

　営業時間は10時～18時。問い合わせは同インフォメーションセンター（TEL 0120-399-388）まで。