京急電鉄はTVアニメ「たまゆら~hitotose~(ひととせ)」とタイアップし、10月9日より「たまゆら」記念切符を販売するほか、京急汐入駅で同アニメ主人公のアナウンスを流すなどのキャンペーンを実施する。
京急汐入駅で「たまゆら~hitotose~」記念切符が限定販売
TVアニメでは、主人公「沢渡楓(さわたりふう)が中学生時代まで過ごした横須賀・汐入が第1話の舞台となることから実現したもの。たまゆらのキャラクターがデザインされた4種類のカードが入った京急オリジナルカード型切符を販売。汐入駅限定で販売し、販売数は3,000セット(1人3セットまで)。価格は1,500円。
10月9日の1日限定で、汐入駅のアナウンスに同アニメ主人公・沢渡楓のアナウンスを採用し、不定期で放送予定。9月17日には、沢渡役の声優・竹達彩奈さんが同駅の1日駅長に就任し、駅アナウンス、駅案内などのプロモーションも行われた。
汐入駅を始め京急各駅、電車内にも中吊りポスターを掲出。始まりの舞台・汐入へと続く京急電鉄に「たまゆらポスター」が貼り出されている。
アニメ「たまゆら」は、おぼろげな夢をはぐくむ女子高校生たちの青春を描いたヒーリングストーリー。2010年に発売されたOVA「たまゆら」が好評だったことから、TV放送が決まった。OVAの舞台となった広島県竹原市には、アニメに登場した場所を巡る「聖地巡礼スポット」として多くのファンが訪れている。横須賀では、汐入周辺の飲食店で「たまゆらオリジナルグルメ」を提供、横須賀市産業交流プラザ(本町3)で「たまゆらパネル展」も開催している。
同アニメは10月上旬より、TV各局で放送開始。テレビ神奈川・テレビ新広島(ともに5日午前1時45分~)、TOKYO MX(7日23時~)、AT-X、サンテレビ、三重テレビ放送、TVQ九州放送などで放映。BIGLOBEのアニメワンでもインターネット配信する。