横須賀・本町どぶ板通りに7月16日、漬物料理にこだわりをみせる日本酒居酒屋「七代目 和水(なごみ)」(横須賀市本町1、TEL 046-874-5793)がオープンした。店舗面積は14坪、席数は14席。
スタッフは、店主の目黒奈代子さん、店長で三男・信也さんの親子2人
同店は自家製漬物が自慢で、かす漬け・酢漬け・みそ漬けなどさまざまな漬物や漬物を使った料理を提供し、日本酒愛好家を楽しませている。どぶ板通りは米兵向けの外人バーが密集するエリアだが、純和風の入口がひときわ目を引く存在となっている。
提供メニューは、本日のおばんざい(350円~)、ミニトマトの糖蜜漬け(400円)、いろいろきのこの浅漬け(450円)、セロリとイカくん製のこぶ茶漬け(400)、合鴨ロースの旨出汁(うまだし)醤油漬け(800円)、豚ロースの西京みそ漬け(900円)など。3種類の日本酒が味わえる「利き酒セット」(900円)、純米酒(グラス400円~)、生ビール(500円)、果実酒(500円~)、焼酎各種も用意する。
スタッフは、店主の目黒奈代子さん、店長で三男・信也さんの親子2人。店名は、目黒さん一家が7人家族で、奈代子さんの「代」、目黒家の「目」、日本酒の合間に飲む「和らぎ水(やわらぎみず)」に由来して、「七代目 和水」と命名。
奈代子さんは「お客さんとの会話のきっかけ作りになればと、語呂合わせで店名を考えた」といい、「和の心を大切に、皆さんが和める店作りを目指している」という。公務員をしながら5人の子を育てた奈代子さんは、家庭料理の味わいと接客を大事にしたいとも。開店日の7月16日は、奈代子さん55歳の誕生日で「ゴーゴー(行け行け)の心境で新しい出発をしたかった」とほほ笑む。
利き酒師の資格を持つ信也さんは「横須賀の地酒専門店・SAKE芯さん、横浜の吉祥さんとタイアップして国内各地のこだわりの日本酒を仕入れ、季節ごとに品そろえも変えていく予定。日本酒の奥深さを楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は17時~翌4時。日曜定休。