100円のワンコインで「よこすか海軍カレー」を提供する「歳末チャリティーカレー」のイベントが12月5日、京急・横須賀中央駅前のYデッキ下広場で行われ、家族連れや買い物客でにぎわった。主催は「カレーの街よこすか事業者部会」。今年で9回目。
当日は広場に黄色いテントが設置され、海軍カレーのマスコット「スカレー」も登場。用意した1,000食を完売した。参加企業は8社で、ヤチヨ、中華末広、ウッドアイランド、調味商事、CoCo壱番館、横須賀食肉事業協同組合、ハングリーボーイ、海軍カレーパンで「ご当地パン日本一」になったカフェ・ド・クルーも参加。収益金は神奈川新聞社を通じて福祉事業に寄贈する。
市内在住の40代主婦は「お目当ての店のカレーを100円で試食できてよかった。次回はいろいろなお店に食べ歩きをしてみたい」と笑顔をみせた。話題の海軍カレーパンには長い行列ができ、約5分間で売り切れた。
人気カレー店・ウッドアイランドの島森隆司さんは「各社交代で自慢のカレーを提供。2時間以上かけて数種類のカレーを食べ比べたお客さんもいた」といい、「歳末助け合いを兼ねて、市民の皆さんに海軍カレーを楽しんでもらうため毎年参加している」と話す。
同会は12月9日、児童養護施設「春光学園」を慰問して海軍カレーを無料提供する予定。