横須賀東海岸にある防衛大学校(横須賀市走水1)で11月20日・21日、第58回開校記念祭が開催され、観閲式や伝統競技「棒倒し」などが行われる。
防衛大学校は、将来の幹部自衛官を目指す若者たちを教育訓練する防衛省の教育機関。昨年の同祭には、2日間で約2万3,000人が集まった。
20日には、上空からパラシュートで降下する展示降下や模擬戦闘を行う「訓練展示」が行われる。校内施設では、弁論大会、演劇祭、海外留学生による展示などの各種展示、アジアン料理などの模擬店も出店。今年のテーマは「矜恃(きょうじ)」で、テーマカラーのゴールドをイメージしたオリジナル記念品も販売。
21日11時より、防大学生隊約1,600人が行進する「観閲式」が行われ、航空自衛隊の曲技チーム「ブルーインパルス」によるアクロバット飛行も披露する。日頃の訓練成果を示す伝統の「棒倒し」競技も行われ、同校の中でも最も激しく勇しい競技とされる人気イベント。グランドフィナーレでは、吹奏楽、学生儀杖隊による「ファンシードリル」、紅太鼓、花火も打ち上げる。
開催時間は20日=9時~17時、21日=9時~17時:35分。詳細は同祭サイトで確認できる。