横須賀港を舞台とした企画クルーズを行うトライアングル（横須賀市小川町、TEL 046-825-7144）は12月20日～24日、「YOKOSUKA軍港めぐり・クリスマススペシャルクルーズ」を実施している。9月から毎日運航を始めた「軍港めぐり」は好評を得、県外からの参加者も集め、わずか3カ月間で利用者は2万人を突破した。

　同ツアーの周遊コースは、米海軍第7艦隊の基地がある横須賀本港、海上自衛隊の司令部がある長浦港など。寄航中の欧米海軍の艦船や海上自衛隊のイージス艦・潜水艦など多様な艦船を間近に見ることができる日本でも唯一の航路。

　クリスマス期間中は、港に停泊する艦船がイルミネーションで彩られ、カップルにも人気が高い。クルーズ船が発着する汐入（しおいり）桟橋近くには、外人バーが密集する「ドブ板通り」もあり、米国人の姿も多く異国情緒が楽しめる。

　同社海務部長の鈴木隆裕さんは「当初の予想を大きく上回る150％以上の利用率で、横須賀らしい『軍港めぐり』は世代を越えて興味を持たれている。どの便も混雑が予想されるので早めに予約してほしい」と話す。

　スペシャルクルーズの運航時間は、第1便＝16時～17時30分、第2便＝18時～19時30分。料金はペアで10,000円（ワイン付き）。定員は各便とも50人（25組）。